日本のモノづくりのやり方は欧米のモノづくりと違うと考えています。今回はそのことについてお話します。
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ひとつの製品には必ず会社の全部門のかかわりがある。企画から営業、生産、配達、代金回収を一人ですべてやるということはまずないだろう。
その製品を企画した部門から始まって、図面化し、注文を取り、工程を作り、材料を仕入れ、生産計画を作り、生産し、検査し、梱包し配達し、代金を回収するといったそれぞれの部門の人たちが、自分の役割にとどまらず現場でそのモノを前にしてワイワイガヤガヤとまじめな議論をすれば、必ずいろいろないい改善のアイデアが出る。それぞれの部門だけではどんなに頑張っても出てこない全体最適の経営レベルのアイデアや具体的な改善の実践方法が現場で生まれるのである。これはトップダウンで戦略を展開する欧米流のやり方とは真逆の、現場改善などの戦術実行を通じて戦略を形成する日本独特のアプローチである。
Question:皆さんの会社では、文章にあるようにいろいろな部門の人たちが製品について一緒に語り合うという機会がありますか?
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2022.05.24
【第270回】コンサルタントの改善日記 工場の喫煙所は撤去すべきか?についてお話させていただきました。
このような事を一つ一つ解決しながら、変化の時代への答えを出していきたいですね。
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2022.05.20
【第269回】コンサルタントの改善日記 -
2022.05.17
【第268回】コンサルタントの改善日記 前回ショート動画でご紹介した「一斗缶の改善」の深堀解説をさせていただきました。
撮影にご協力いただきましたのは、株式会社三香堂様です。
株式会社三香堂: https://www.opal-co.co.jp/index.html
ご協力ありがとうございました。
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2022.05.10
【第267回】コンサルタントの改善日記 -
2022.05.06
【第266回】コンサルタントの改善日記 形跡表示板の作り方と、そのメリットをお話させていただきました。
戻す場所も道具があるかないかも一目でわかります。見栄えも良いです。
是非ご活用ください。
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2022.05.03
【第265回】コンサルタントの改善日記