1.お客さまの問題点
本社との情報交換や技術交流がうまくいかず、生産や品質あるいは納期の面で問題があった。またそれらの問題を抱えての操業であり、利益が出なかった。
2.具体的な提案
G社のみでなく本社の社長も入り、本社と子会社であるG社が一緒にKZ法を行い、本社・子会社のるグループ全体の中での主な問題点を明確にすること。
3.お客さまと共に取り組んだ現場改善の手順
- 本社で購入している部品が必要な量に対してかなり多め・早めにG社に納入されていたことを発見し、G社が中心になって現地にて購入するようにした。
- 現場のモノづくりのやり方が、工程分割が多い大ロット生産であった。それを1人で全体を担当して1個ずつ作るようにした。
- 本社と子会社間の情報交換が始まり、これまではできなかった共同での技術開発が始まった。
- それまで女性は作業者という扱いであり、それ以外には関与しなかったが、改善に多くの女性が積極的に参画する中で、リーダーに就任するようになった。
- G社から本社を経由して完成品を出荷していたが、それをG社から直接に出荷できるようになり納期が短縮された。
4.お客様が得た成果
- これまでは全子会社が赤字であったが、すべての子会社が黒字になった。その結果、連結決算で大幅な黒字になった。
- 生産能力が約30%向上した。
- 全商品について納期が短縮され、営業面でも競争力が向上した。
- 改善に参加する従業員が増え、会社の雰囲気が非常に前向きになった。

