ここでは柿内幸夫が改善に関する時事・最新情報を独自の視点で皆様に解説します。
モノづくり大国といわれて久しい日本ですが、まだまだモノづくりに対する評価が低いのが現状です。
私は現場改善を通してモノづくりの地位向上に貢献したいと考えており、ここで掲載するコラムをなるべく多くの方に読んでいただくことでそれが実現できるものと考えております。
ここでは柿内幸夫が改善に関する時事・最新情報を独自の視点で皆様に解説します。
モノづくり大国といわれて久しい日本ですが、まだまだモノづくりに対する評価が低いのが現状です。
私は現場改善を通してモノづくりの地位向上に貢献したいと考えており、ここで掲載するコラムをなるべく多くの方に読んでいただくことでそれが実現できるものと考えております。
世の中がどう変化していくかは分からない、分かっているのは常に変化し続けるということだけ....、といった言葉をお聞きになったことあると思います。
その通りですね。そして最近の変化はそのスピードがより速く、その規模がより大きくなっています。
世の中といった大きな規模でなくても、身の回りのすべてのものが変化しているといえるでしょう。先週は大きな気候の変化を感じました。 私は、だいたい日曜日の夜に自宅を出て、一週間いろいろな会社にお邪魔して仕事をして、週末に帰宅するという生活をしています。
先週の日曜日に家を出る時に寒くなると聞いていたのでコートを着るかどうか迷ったのですが、まあ大丈夫だろうと考えてコートなしで家を出ました。ところがその週に行った山形でも長野でも雪が降っていました。イヤー寒かった! というわけで、今週からはコートを着始めました。こういうことは常にありますよね。
要は、変化に気付いたらすぐに対応することです。日常生活においては当たり前です。これを会社でも全員で実行することなのです。ただ会社になると組織ですからどうしても組織間の壁、あるいは上下の壁といったものが存在して実行が遅れてしまうことがあるようです。みんなよくしゃべるけど誰も何も始めないといった状況ってありますよね。
そこで私は現場改善の時は、社長も含めてなるべく多くの方に参加していただいて、一般論でなく、具体論で目の前の問題解決をその場で実行するように心掛けています。そしてできた後に一般論でそれを説明して拡大や深堀につなげます。
最初の時に使うのはチエと筋肉だけですから、間違っても元に戻せばいいという軽いノリです。 厳しい時代だからこそ、一般論ではなく具体論で一歩一歩着実に前進することが大切ですね。お互い元気で頑張りましょう!
先日あるビジネス週刊誌のインタビューを受けました。そこでの質問の一つに「現在の製造業における問題は何ですか?」というものがありました。
もちろん今は問題だらけの時代ですから、答はたくさん出てきます。米国発のサブプライム破綻から発生した世界的な問題などは、いの一番にあげられる問題だと思います。
しかしこれは全世界・全業界にわたる問題であって、日本の製造業特有ということではありません。
そこで私は日本の製造業での仕事が、以前と比べて楽しく夢のあるものでなくなってきていることが問題なのではないかと答えました。モノづくりそのものは本来創造的で楽しいものであると思います。ところが工場で働いている方々がちっともそう思っていないという状況が増えています。
多くの人が、日本はモノづくりの国だと言います。そして製造業の復活・育成がとても大切だとも言います。しかし本当にそう思っているのであれば、もう少し何かが変わっていくはずです。しかし何も変わらないどころか、悪くなっているとさえ思えます。
私自身は本当に微力なモノづくりのコンサルタントですが、少しでもモノづくりを改善して、そこで働く人が楽しく豊かになり、また結果として日本の国の力をも向上させるといったことに貢献したいと考えています。
この点について自分自身がどう考え、何をし始めているかについて、これからこのページを使って少しずつご紹介をしていきたいと思います。
急に寒くなって来ました。お互い風邪を引かないように気をつけましょう。方法は一枚の厚着とうがいだそうです。私もさっそく始めました。お元氣で。
10月もあっという間に下旬です。
今日街を歩いていたらクリスマス用品が売られ始めていました。月日の経つのは本当にはやいですね。
街を歩いたついでに、いつものように本屋さんに立ち寄りました。そうしたら、そこに並んでいる本の内容に大きな変化が起きていることに気付きました。
つい少し前までは「お金のもうけ方」のようなタイトルが多く目に付いた平積みの置き場からあっという間にそれらがなくなり、「松下幸之助翁の言葉」のような経営の基本に立ち返る趣旨の内容のものが多く置かれていました。
厳しい時代だからこそ基本に立ち返るとはよく言われていることですが、さっそく本屋さんの店頭にその傾向が現れていました。
良いことだと思います。
どうやら以前のバブル崩壊の時よりも更に大きな変化が起きる可能性が高いということ、誰もどう対処すれば良いのかの正解は持っていないと思います。すなわち誰にとっても初めての経験と言っていいことが起きるわけです。
だからこそ歴史に学ぶことが大切なのですね。
私も改めて勉強の必要性を感じて、本日はそういう本を5冊購入しました。忙しい週末になりそうです。
10月になりました。秋らしい日々が一週間も続くとつい先日までの猛暑のことはすっかり忘れてしまっています。私は我ながら忘れっぽい性格をしていると思います。
そう思っていた時に、大きな変化が立て続けに起きていました。日本のことではありませんが、リーマン・ブラザースの破綻から欧米諸国では大きな金融関連の変化が起き始めています。前回にこのページを書いた時には起きていなかったことです。
しばらくはこのような大きな嬉しくない変化が起き続けそうな気配です。次回のこのページを書く時には、今日の時点では無かったことが起きているでしょう。
そんな状況の中で、忘れっぽいはずの私が十何年も前のことを思い出しました。バブルがはじけた時の状況です。あの時は土地の価格の下落が主なきっかけだったと記憶しています。今回も同じきっかけなのでしょうが、当時は日本だけの話であったのですが、今回はその当時なかった証券化という要素が加わったので、アメリカ国内での出来事のはずなのが世界中に影響が広がったということのようです。
このような状況が繰り返されるとすると、この経験を既にしている日本は強いはずです。前回の厳しい状況を乗り越えた成功体験を生かせるからです。
しかしここで心配なのは、忘れっぽいのは実は私だけでなく、日本人全般の特徴でもあるということです。やはり当時のことを思い出していただき、ご自分の会社においてするべきことを早めに見つけて準備を始めることが必要です。
そこで以前に私が書いた文章がお役に立つかもしれません。日本経営合理化協会出版局が運営しているネット社長塾の中にある「柿内幸夫の社長の現場改善」30号に書きました、「私が考える日本の製造業の将来」という文章です。お時間のある時にぜひともお読みいただき参考にして頂きたいと思います。書いたのは4年以上前ですが、再び同じ状況が繰り返されそうな今、改めて活用できるように思います。
大変な時代です。元気を出して頑張りましょう。
まだまだ暑い日がありますが、空を見上げると秋の雲がたなびいています。嬉しいです。
こういう時にちょっと油断して風邪をひいてしまったりするんですよね。お互い気をつけましょう。
で、何を気をつけるのか....、ですが、例えば明け方冷え込んだ時のための毛布を一枚余計に用意するとか、そんなことでしょうか。大したことないことですが、筋が通っていると思います。そして具体的ですよね。
私は現場でカイゼンの宿題を出すときに、ただ「頑張れ」とか「考えろ」ということは言わないように心がけています。可能な限り具体的な内容を説明します。しかし私はその現場のことについてはすべてを知っているわけではありません。むしろ知らないことの方が圧倒的に多いと思います。そうすると具体的に最高のレベルの改善案を出せるかというと難しい時があります。実はしばしばあります ^ ^;)。
ですから、私はカイゼンの宿題を出す時には、自分で考え付くアイデアは出したうえで、こう言います。 「私のこのアイデアは間違っていないけれど、そんなに良いモノとは思えない。ぜひ皆さんで更に良いアイデアを出して、もっと効果を出して次回に報告してください。でももし思いつかなかったら、私の案を実行してください。その結果が悪いものであったらすべて私の責任ですから失敗しても大丈夫です。その時は私が謝ります。でもその考えではダメだと思ったので何もしませんでしたということは許されませんよ!」
こういうことで宿題を出して、次回再び現場に行くと何が起きているか? ほとんどの場合、私が提示したアイデアを上回る良いカイゼンが実行されています。 正直に言うと、私は負けてしまったことになるので悔しいです。でも嬉しいです。それは皆さんが力を合わせてカイゼンを実行した結果、会社が良くなったし皆さんが進歩向上したからです。
今回は具体的ということについてお話しました。今晩は明け方冷えそうです。ぜひ毛布を一枚ご用意下さい。
オリンピックも無事閉幕し、同時にあの厳しかった暑さも少しずつ穏やかになってきています。ようやく落ち着いて仕事が出来るかな...、と思う今日この頃です。
しかし、残念ながら世の中の景気は下り坂にさしかかっているようです。
このような時に必要なことは、これからどのような変化が起きるかを見極めて、準備を始めることです。もし天気予報が、今は晴天だけれども夕方から土砂降りの雨になりますよ、と言っていれば誰もが傘を用意するでしょう。当たり前ですね。そしてこれと同じことをビジネスの世界でも実行するのです。
どんな雨が降るかはほぼ分かっています。原油の高騰によりあらゆる資材の価格が上昇しています。サブプライム問題のようなことがきっかけで金融関係にゆとりがなくなり資金調達が難しくなります。少子高齢化は既に始まっており日本人の若手労働力はますます減少します。すべて事実として受け入れるしかありません。すなわちいつも持ち歩いている小さな折り畳み傘では不十分です。見たこともないすごい傘が要るようです。
当たり前のことと思われるでしょうが、改めてコストダウン、品質向上、リードタイム短縮といった基礎的な改善を全員で始めましょう。ここで言う全員というのは単なる掛け声ではありません。本当に全員です。社長はもちろんですが、パートタイム契約の方や、外国人の方も改善に参加していただきます。生産現場だけでなく、設計や購買あるいは営業も入ります。そして自分達だけではなく親会社や協力メーカーの方とも一緒で、全体最適の改善を行いましょう。
よくいろいろなところで紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが、チャールズ・ダーウィンが「種の起源」において主張したこととして、
最も強いものや最も賢いものが生き残るのではない。
最も変化に敏感なものが生き残る。
という有名な言葉があります。今はこの考え方を改めて噛み締める時であろうと思います。
最後に一言、宣伝をさせてください。トップページに書きましたが、9月29日に大阪で、そして10月8日に東京でKZ法の講演会を開催いたします。ここでのテーマはどうやって全体最適の改善を実行するかです。ご都合が許せばぜひご参加いただきたく存じます。
いよいよオリンピックが始まりました。日本選手が元気で活躍してくれるといいですね。しかし、世界中の強豪が集まるオリンピックでメダルを取ることはとても困難なことであると思います。
当たり前じゃないか! ですよね。でもナゼ私が難しいと思うかについてはちょっと変わった理由があります。それはスポーツではビジネスと違い、厳密なルールの下でみんなが同じ条件で競わなければならないから難しいのだということです。ビジネスでは違うんだよということも言いたいのです。
例えばマラソンのルールを考えてみます。42、195kmの一本のコ−スを同時に同じ条件で走って一番早くゴールした人がただ一人金メダルを獲得します。私はこれまで3回フルマラソンを走りましたが、最高記録が7時間台です。オリンピックでは絶対にメダルを取れません、というか出ることすら、いや考えることすら絶対にありえない超超低レベルです。
しかしここで42、195kmを一人で走り切るという条件さえクリアーすれば、それ以外はどんな手を使ってもいいですよ。とにかく一番最初にゴールインすればメダルをあげましょう、ということがあれば、メダルが取れるかもしれない....。
私が考える方法というのは例えば、前日から走り始めれば何とか一位でゴールできるというようなことです。ばかばかしいと思われると思いますが、実はビジネスの世界においてはこのような考え方をしてかまわないのです。
例えば現在はあらゆる原材料のコストが上がっており、多くの企業が大変なピンチです。しかし、このピンチを脱出するに当たってはたくさんの方法があるはずです。
材料の歩留まりを上げて使用量を減らす、設計を変更して別の安い材料で同じ性能のものを作る、在庫を減らしてキャッシュフローを改善する、生産性・品質の向上でコストを下げる、、、、等々です。一つの方法に従ってみんなが競うということではありません。どんなやり方でもいいからみんなで良い方法を考えて実行することでこのピンチを脱出できれば、みんなメダルがもらえます。
オリンピックから始まってバカなことを言っていると思われたでしょうが、ぜひとも私の言いたいことを考えてみてください。できない理由よりやる方法を考えるのです。
このところ毎日気温が35度以上の猛暑日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はインターネットを使って2つの文章を定期的に書いています。 一つはこの「改善秘話」です。
そしてもう一つはこのホームページのリンク先のひとつに入っていますが、日本経営合理化協会出版局が主催する「ネット社長塾」で「柿内幸夫の『社長の現場改善』」というページを担当しています。これは二週間に一回、毎週火曜日に発刊されており、今度の火曜日に138話が出ますので、既に5年以上続いている連載です。
先日、この両方を読んで下さっている方から、この二つをどう書き分けているのかという質問をいただきました。 突然に質問されたので少々あわててしまい、うまくお答えできませんでした。実は基本的な住み分けはあるのですが、そんなに厳密には考えていなかったものですから ^ ^;)。
基本的には、「社長の現場改善」は(少し)専門性のある話です。そして「改善秘話」は(少し)プライベートに近い話を書いています。ただ、そんなに厳密な住み分けではありません。「社長の現場改善」を見たことがない方は、ぜひ一度のぞいてみて下さい。
まだまだ暑い日が続きます。そして北京オリンピックももうすぐ始まります。夜更かしして体調を崩しやすい時期ですが、お互い元気で頑張りましょう。
もうすぐ北京オリンピックが始まります。 日本では毎日のように猛暑日の記録が発表されますが、北京も暑いようですね。選手の方々が安全に実力を発揮できる環境であればいいのですが、マラソンや競歩のように屋外で炎天下の下で何時間も競争をする競技に関してはとても心配です。
しかしこれはオリンピックに限った話ではありません。工場の中もとても暑いです。このところずっと言い続けておりますが、どうぞ日常の体調管理にはいつもの倍以上の注意をお払い下さい。 暑くて寝不足の人もいれば、暑いのでエアコンをかけっ放しで寝たため風邪気味の人も多いと思います。病気や怪我をしてしまっては大変です。何か一つでいいですから、必ず身体に良いことをしてくださいね。
私が改善のお手伝いをしている会社では、安全にかかわる改善を全員が一件以上、実行することに決めました。なるべく多くの人が実行するというのではありません。全員です。
高所作業をする方や重量物を扱う方であれば、安全に関する改善提案は出しやすいでしょう。しかし事務所で働いている方の中には何を変えればいいのかが分からない方もいらっしゃったと思います。でも全員が何かをしなければいけないのです。 その結果、何も思いつかなかった方は安全のポスターを作るといった形で参加しました。要は全員が何かの安全改善を実行したということです。
これってすごいと思いませんか。良いアイデアだと思います。50人規模の会社ですが、50の安全改善が実行されそこで一気に安全意識が向上したのです。
まだまだ暑さは続きます。どうぞ皆様ご安全に。
毎日毎日、すごく暑い日が続きます。天気予報では真夏日が当たり前のように報道されています。 昔はこんなに暑くなかったよなあ...、と考えていたときに、突然20年位前のことを思い出しました。それがいつのことであったかについては少々曖昧ですが、すごく暑い夏でした。
私はその頃は自動車会社に勤務しておりましたが、電力の確保がとても難しく、土日の週末が休日であったのを変更して週の半ばに休みの日を移動して操業を何とか維持したものでした。
それは決して特別なことではなく、日本中でいろいろな対策を打っていたと記憶しています。当時は今ほどエアコンも普及しておらず、工場は全体冷房ではなく、特別暑いところにスポットクーラーが設置されていた感じでしたからインフラとしての電気の使用頻度は今より低かったかもしれませんが、それでも停電の心配をいつもしていました。 やはり気付かないうちにいろいろな改善が進んでいるのだなあと改めて感じています。
しかし、改善が進むと同時に世の中の変化も大きいので、常に追いかけっこです。原油価格の高騰でコストはびっくりするくらい急激に上がっています。改めて節約に目を向けるときが来たのですね。
一人ひとりの節約が全員の節約に結びつくととても大きな変化が起きるものです。クーラーのスイッチを切って暑いのを我慢して仕事をするような無理をするということではなく、上手にクーラーを使って無駄な電気を使わないという当たり前のことを改めて実行するということでしょう。
週末に部屋でガンガンエアコンをつけていたのですが、さっぱり効かないので諦めてスイッチを消して窓を開けて外の風を入れたらずっと涼しくなったという経験をしました。笑われそうですが、こういうことを忘れているんですね。 来週末には風鈴を買ってこようと思っています。
毎日暑い日が続くようになりました。皆様、いかがお過ごしですか。
以前だったらめったに聞けなかった真夏日という表現が、この頃では毎日です。地球の温暖化というのはやはり本当なのだと実感します。恐いですね。
さて、暑いときはボーっとしてしまう時間が気付かないうちに増えています。休憩所でのことならば何でもないですが、これが仕事場で起きたらとても危険です。
私はコンサルティングを依頼された場合、社長に必ず念を押すことがあります。コストを下げることを目的にしたコンサルティング依頼が多いのですが、そのとき私は、「もちろんコストを下げますが、安全と品質は絶対に犠牲にしません。その両方のレベルをあげた上で更にコストを下げるのですから難しいですがいいですか?」と必ず確認をします。
どんな事情があろうとも、怪我をしてしまったらおしまいです。こういう時期ですから、改めて絶対安全に仕事をするためには何が必要かを考えてみることが大切です。
事故が起きる場合、どんな大事故でも、その一秒前までは安全なのです。起きた途端にしまった!!となるのです。
慣れているから大丈夫、気をつけているから大丈夫、はダメです。最近の暑さはかなり手強いです。気をつけることができなくなってしまうのです。
この文章をお読みくださった方は、必ず安全点検をして、危ないところはすべて改善してくださいね。よろしくお願いします。あと夜更かしもほどほどに。私も気をつけます。
お元気で。
実はこの一月間、何となく疲れを感じていました。毎日、次の日の仕事場に移動をする生活なのですが、ホテルに着くとくたびれ果てている(少し大げさですが...)状態が続きました。
その原因について、いろいろと考えました。その結果、実にたくさんのあり得る理由を思い付きました。一部分ですが例をあげますと、
・ 年だから。あと二年半で還暦だもんね(57才なのです)。
・ 梅雨時だから、発汗がうまくいかないで新陳代謝が悪くなっている (全く医学的な知識が無いにもかかわらず、知っている言葉を集めるとけっこうそれらしくなる)。
・ コンサルタントも18年間やっている。金属(勤続)疲労か....。
・ 最近体重を計っていないが、メタボリック気味ではあるし....。
しかし、原因はそれらのどれでもありませんでした。あることを改善したら、全く疲れなくなりました。
そのあることとは!? いつも使っているキャスターが付いたカバンのキャスターを新品に付け替えたのです。私のカバンは一週間分の仕事のすべてが入っていて常にほぼ20kgあります。そして毎日けっこう長距離を引っ張り回すので、カバンにとってはとてつもない負荷がかかっているのですね。その結果、キャスターが壊れていました。だからとても重かった。
我ながらマヌケでした。気付かなかったのです。重いなあとは思っていましたが、まさかこのせいでこんなにくたびれていたとは。日ごろのメンテナンス不足でした。反省しました。
先週の週末、私は都内で開かれたある音楽会に行きました。 この音楽会は、私の指導先であるK社のクラブ活動での年に一度の発表会です。
こう言うと、ピアノの発表会のような少々堅苦しいイメージが出てしまうのですが、さにあらず。演目はすべて大音響のエレキギターベースのロックサウンドでした。
普段、会社ではお互い現場で作業服で仕事をしていますので、多少の冗談を言い合ったとしても基本的にはおとなしく真面目に仕事をしています。 ところがこの日のパフォーマンスは、本当にすごいものでした。細身でおとなしい感じの女性技術者のMさんはすごい声量と激しいリズムで会場を揺さぶり、少々おじさんのIさんは寺内タケシばりのギターテクニックで観客を驚かせました。
私にはもともと音楽の素養がなく、出来ることはせいぜい口笛と手拍子くらいなのですが、その日は会場内のノリノリのムードでしっかり踊ってしまいました(自分ではそう思っています。そうは見えなかった可能性は高いです)。
こういうのって大好きです。会社ではメチャクチャ真面目な皆さんが、普段は全く見せない素晴らしい一面をバッチリ見せて下さりとても嬉しかったです。 厳しい時代です。この厳しさに負けないためにも、リラックスや楽しい時間を大いに持つことは本当に大切だと思った一日でした。
一週間が無事終わりました。今週は静岡 ⇒ 群馬 ⇒ 東京 ⇒ 福島 ⇒ 神奈川 という比較的楽な移動でした。
移動の間は読書をすることが多いです。私は定期的に購読している雑誌や、読まなくてはいけないと思われる硬い内容の本、あるいは一週間の出張の間にたまっていた通販のカタログやお知らせの類をみんなカバンに詰めて出張にでます。そして読み捨てるものはその場で捨て、自分ひとりで読み終えるのがもったいない本や雑誌は指導先の人に勧めて差し上げる。また後で使いたい記事はそこだけ破りとってポケットに入れるという感じで、どんどんカバンを軽くします。
その結果、今日の帰りのカバンは日曜日の夜に家を出た時とは比較にならないほど軽くなっていました。週末に足取りも軽く帰宅できるのはとても嬉しいです。
「なぜ改善が必要か?」の質問に対する二つ目の答は「最初から完璧はありえない」ということです。
私は現場で実際の改善の場面を見ていていつも感じるのですが、これが最終の姿だ!という改善はありません。常に途中段階であると思います。
例えば、「明日、コンサルタントの柿内が来るから今日中にここまでで仕上げておこう」とか、「今回は一人でやったからここまでだけど、次は技術の人にも手伝ってもらってあそこまでいきたいなあ」とか、あるいは「ここで少しお金を使うとこれができるから計画を立てよう」といった次のステップがあるということです。
「これっぽっちだったらやってもムダ」、といった発言をする人を時々見かけるのですが、それはもったいない考え方です。改善は常に途中段階と考えて、たとえ一歩でも前に進めるのであれば、すぐに実行してしまうことが大切です。
明日の仕事場がある伊賀上野(三重県)に来ています。
今日はここで行われるマラソン大会に出るつもりで準備しておりましたが、残念ながら濃霧のため大会が中止になってしまいました。やはりたくさんの方が参加する大会 で視界が確保できなければ危険です。見えるということは大切ですね。
さて、私はよく改善ついて質問を受けるのですが、その中でよくある質問は「ナゼ改善が必要なのか?」というものです。その答えの一つは、世の中の変化は止まらないのだから、それに合わせて自分も変わる必要があるということです。
昨日と今日の違いを感じることができるか? と聞かれてもはっきり違うと答えられるのはお天気くらいかもしれません。しかし、一年くらいの長いスパンで見てみると、お天気以外にも明らかに大きな違いがあります。去年の今頃にはサブプライムといった言葉は誰も知らなかったといっていいでしょう。ガソリンだってずっと安かったし。特に原材料物価は長い間落ち着いていると言われていました。
やはり世の中は変化し続けています。その変化のスピードも日に日に速くなっています。
そう考えると、普段から自分の身の回りのちょっとしたことでも何か気付いたらすぐに改善して変えてしまうといった機敏さが必要だと思います。そういう動きができていれば、いざ大変な変化が起きたとしても、みんなの総力を結集して大きな変化を自分達の力で起こすことができるからです。
今週は三重 ⇒ 山梨 ⇒ 静岡 ⇒ 岐阜 ⇒ 大阪 と移動します。大雨が降らなければいいのですが。(^ ^;
本日(月曜日)は栃木県のN社で仕事をしました。
N社のY社長は女性で私と同じ年齢です。そしてY社長はお母さんのような優しさで従業員に接しています。お母さんですから、従業員一人ひとりの健康や家族の様子、あるいは将来の生き方といったことに対してとても気を使います。普通の男の社長では無理だと思う細やかさです。
一方で、会社の経営については、これまた女性らしく本当にいろいろな細かい観点から事実を眺めて、いざとなると非常に勇気のある決断をされます。男の私の方が気が小さいようです。自分が社長だったらここまで決断できないだろうなあということがしばしばあります。
一方、N社は従業員の方々も素晴らしいのです。若い方が多いのですが、社長を支えて一生懸命に改善をされます。コンサルタントとして客観的に会社全体を見ると、「家族」のようです。
私は今現在、たくさんの会社の経営のお手伝いをさせて頂いていますが、それぞれの会社ごとにユニークな特徴があります。 会社はそれぞれにユニークでいいのです。次のことを守っていれば...。
経営では絶対にやってはいけない事があります。それは間違ったことを、みんなできちんと実行することです。二番目にいけないことは、せっかく正しいことを考えていても、できない理由を言って実行しないことです。 そして一番正しいことは、正しいことをみんなでコツコツ実行することです。 会社ごとにいろいろな特徴がありますから、仕事の進め方はそれぞれです。しかし正しいことをみんなでコツコツというところを外してしまうととんでもないことになりますね。
今週は、栃木⇒滋賀⇒神奈川⇒群馬⇒京都⇒三重と移動します。頑張らなくっちゃ!
本日(水曜日)は茅野(長野県)で働きました。そして今は明日の仕事場の天童(山形県)に向かっています。明日は仕事終了後に大阪に移動して明後日の仕事。その後自宅がある東京に帰ります。
今週の仕事場の、東京〜京都〜茅野〜天童〜大阪〜東京の移動距離を計算したら、約2800kmになりました。けっこう長距離になっていますが、実はこれが私の平均的な仕事の仕方です。 友人に話すと、何故そんなバカな移動をするんだ、もう少しチエを使えといわれてしまいます。確かにもし東京〜茅野〜京都〜大阪〜天童〜東京 と移動する順番を変えると、総距離は、約1800kmとかなり短縮されます。
しかし、私はそれをしません。なぜかというと、私は一人であり、お伺いする会社は組織ですから何十人〜何百人です。たくさんの人がいる組織における日程調整は大変難しい仕事です。改善に多くの時間を使うべき皆さんが、私のために多くの時間を費やすというのは絶対にイヤです。そこで私はいつも「ムダは一ヶ所に集めて見えるようにしよう」と言っていますので、率先垂範、私に(自分自身の)運搬のムダを集約しているのです。 ただ、昨日書きましたように、移動の時間の使い方を工夫していますから、ムダにはなっていないと思っています。
今日は、京都で仕事。京都には毎月来ているのですが、今回は特に外国からの観光客らしい人がいつもより多く来ているように思えました。若い頃だとわりと気楽に英語で話しかけたりしたのですが、この頃はしなくなっています。人見知りが激しくなったのかもしれません(本当は英語力の低下)。
夜は明日の仕事場の長野県の茅野に移動。私は毎日違う会社にお邪魔しているので、移動も仕事の一部です。この生活をもう18年も続けていますので、移動の時間の使い方もかなり工夫されています。まず今日の仕事を振り返って反省をして、次回までに準備することや出した宿題などをメモします。それからパソコンを取り出してメールチェックをした上で、お返事を書いたり原稿を書いたりします。
それとこれはけっこう私にとっては大切な行事なのですが、毎日必ず10分間、呼吸法を実行します。ゆっくり息を吐いたり吸ったりするだけなのですが、気持ちが落ち着くし、身体にも良いような気がしています。大体40秒で一往復の感じでしますので、10分間で15回の呼吸をするペースです。
改善秘話の連載第一回です。これからこの欄を通じて、私が日常見たり聞いたり感じたりしたことで、改善の実行の際に役に立つと思われることをご紹介していきたいと思います。
インターネットの大辞泉で「改善」の意味を調べてみたところ、「悪いところを改めてよくすること」とありました。その通りですよね。ただし私がこれからお話しする、現場における改善はこれだけではない気がします。もっと広いというか、もっと何でもアリ!というか....。
今日はG県のN社にうかがいました。そこで入社したてのAさんが、「これまであまり気にしていなかったことだけど、床に引いてある白線に沿って部品箱をビシッとまっすぐに置いてみたところ、取り置きがしやすいし、見た目も良いことに気付きました。これからはしっかり線を意識してモノを置きます」、という発表をしてくれました。
これって改善??と疑問を持つ方も多いことと思います。だって当たり前のことをしただけですからね。
でも私はこれを「改善」と位置づけます。ナゼかと言うと、A君がこのことに気付く前と後では大きな良い変化が彼自身にも会社にも起きているからです。
まだ改善に慣れていないA君にとっては、これはまさに第一歩であり、これからいろいろな発見をしてだんだんとレベルアップして行くことでしょう。そしてこの小さい第一歩を「これでOK!」とほめてさしあげることで、彼の改善に対する理解が進めば何よりです。
そこで私は、改善をマネではダメとか効果が出ないとダメとか、あまり堅苦しいことは言いません。マネでもメンテナンスでも何でもOK!と言っています。
改善の目的は、人と会社の両方が今より良くなるということと考えているからです。
