世の中の変化は止まらない

変化のスピードが速くなっている

d02_img1.gif世の中の変化は止まりません。常に変化し続けています。

私は1951年生まれです。小学校に入った時に、家に電話があるという友達は1人もいませんでした。ですから電話をかけるということがどういうことなのかは分かりようがありませんでした。たとえ自分の家に電話があったとしても、かける相手がいないのですから。

高校生になった頃にようやく電話が一般にも普及して、各家庭にあることは当たり前にはなりました。しかし外出先で緊急に電話する必要があるときは、公衆電話を探し回る必要がありました。ところがようやく見つけて電話をかけても、相手が外出中であれば話をすることはできず用件は果たせません。離れた所にいる人と話をするのは本当に大変でした。

社会人になると仕事で遠距離の通話をする必要性が高まり、小銭を常にたくさん持ち歩くようになりました。財布がふくれてしまいいやでした。テレホンカードが登場した時は、便利になったものだなあと喜んだおぼえがあります。しかし固定電話の不便さはいっさい解消されていませんでした。

しかし今は携帯電話が普及しほとんどの人が持っていますから、過去にあった不便さは全くなくなりました。相手がどこにいるのかを考える必要がないし、メールもインターネットも使えるのですから本当に便利な時代です。最近ではテレビであり、音楽プレイヤーであり、お財布にもなっています。逆に携帯電話がないと生活がスムーズにできない状態にまでなりました。携帯電話を忘れてきたり落としたりして、パニックになった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

これほどまでに完全に生活に定着している携帯電話ですが、よく考えてみると、これらのすべてはこのわずか5〜6年の間に起きたことですね。そしてこのような事例は私たちの身の回りを見渡すとびっくりするほどたくさんあります。変化のスピードが速くなっていると思います。


現場改善は世の中の変化に対応するために必要な手段

このような劇的な変化のみではありません。例えばモノづくりの工場において、1年間にわたり全く同じモノを毎日同じ数だけ作り続けているといったことがあるでしょうか。まずないでしょう。毎日違う数の違う品種を作っているほうが普通なのではないでしょうか。そして原材料の値段は上がっているのに最終商品の売価はなかなか上がりませんからコストを下げないと利益が減ってしまいます。何もしないでいるとあっという間に世の中の変化に取り残されてしまうのです。

このように私たちの周りは変化の連続です。しかし残念なことに私たちはそういった変化を自分たちの力で止めることができません。

ではどうすればいいか?答はただ1つ、これから世の中がどう変化するかを予測して、それに合わせて問題が起きないように前もって準備をするということです。

もちろん、時代に取り残されたって構わないという考え方もありますが、そういう方がこのページを読むことはないでしょうから選択肢から外してあります。

もうお分かりですね。世の中の変化を前提に、準備をするということが必要で、それを実行する手段が現場改善なのです。

「生き残るものは強いものでも賢いものでもない。変化に敏感なものが生き残る。」
チャールズ・ダーウィン  「種の起源」より

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